Self image3『セルフイメージを高める1』

このページで「あなたのセルフイメージを高める」トレーニングを進めていきます。

 

前回までのトレーニングであなたの現状のセルフイメージと理想のセルフイメージが明確になりましたね。

もう一度、前回のワークシートやノートをみて確認、整理をしてみましょう。

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◆現状のセルフイメージ:例)私は全国ベスト16レベルのアスリートだ

◇理想のセルフイメージ:例)私は全国優勝できるレベルのアスリートだ

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セルフイメージは簡単に言えばあなたの司令塔であり、あなたの、ビリーフ(信念)、能力、行動、環境に猛烈に影響を与えていくものです。ですので、あなたがほしい結果をだすためには、今すぐにセルフイメージを高めることが極めて重要になります。 

 

|セルフイメージを高める秘訣とは?
それでは早速、セルフイメージを高める秘訣をお伝えしていきます。

今回はセルフイメージを高める上でもっとも効率的な手法である「モデリング」についてご紹介していきます。

「モデリング」とはある対象を模倣することをいいます要は誰かの真似をしていくことです。

結論を言うと、あなたがほしいセルフイメージを持っているアスリートのまねをしていくことです

何を真似していくかというとまずは【行動】や【考え方】をまねしていきます。

 

なぜ、このモデリング(まねをする)ということがセルフイメージを高めるために有効かというと、ここが重要なポイントです。

私たちの脳にはミラー・ニューロンいって「他人と自分の感情を映し合う機能」をもった神経細胞があります。

あくびをしている人を見ると、自分もあくびをしてしまうのは、このミラーニューロンのしわざと言われています。

この細胞の働きによってあなたはモデルの人の行動や考え方をまねすることでその人の感情にも近づくことができセルフイメージを近づけてくれるのです。(参考:心理学者ダニエル・ゴールマンによれば「感情は風邪のように広まっていく」といいます。)

 

このような理由があり、セルフイメージを高めるためにあなたがほしいセルフイメージをすでに持っているアスリートの「行動や考え方」を真似をしていくこと、これがかなり効果的な秘訣になります。

例えば、モデルのアスリートが「毎日30分、月4冊の読書」という行動をとっているなら同じように行動してみる。また、モデルのアスリートが「読書などで人間力を高めることが競技の結果につながる」という考え方をしているなら、それを自分にも取り入れてみる。このように真似をしていくということです。

 

ここまでよろしいでしょうか?

それで次のあなたの疑問は誰をモデリングの対象にしていけばいいのか、誰を真似すればいいのか?ということだと思います。

ここからの時間では、誰をモデリングの対象にするべきかを一緒に考えていきましょう。

 

次の基準でモデリングの対象をふたり選んでみてください。

 

①自分の知人アスリートの中で「自分が獲得したいセルフイメージをすでに持っている人」(先輩・友人など)

②知人ではながいが尊敬する、憧れるアスリートで「自分が獲得したいセルフイメージをすでに持っている人」

 

それでは今から上記ふたつのモデリングの対象を選んでみましょう。そして、選んだら次に行なうのがその二人の行動やふるまいをモデリングすることです。例えば、俳優や女優は悪人役を務めるときに、その悪人になりきります。しぐさ、姿勢、表情、話し方、行動、意識、、、そしての悪人になりきってドラマや映画を一定期間撮り続けていくと、最終的に自分の人格に役柄が入り込みそうになるという話があります。演じて、演じて、演じていった結果、その悪人のセルフイメージが自分に定着しそうになるのです。怖いようなおもしろいような話ですよね。

これと同じようにあなたは獲得したいセルフイメージを持っている人をモデリングすることでセルフイメージを変えることができるわけです。セルフイメージを高めることは本当にあなたをステージアップさせることに直結します。

では、ここから選んだ二人の行動やふるまいを分析し、書き出していきましょう。

 

▼しぐさ、話し方

例)動作がゆっくりとしていて余裕を感じる。話し方も余裕があり、強弱のつけ方がうまく、心に残るような語りかけをしてくれる。

姿勢、表情

例)姿勢は常に良く、どんなときでも堂々とした姿勢を感じられる。表情は強さと余裕を感じられ、多少近づきづらいオーラ、雰囲気もある。ステータスが高い感じが伝わってくる。

考え方

例)自分の考えに自信をもっていて、軸があり、他者の考えは素直に聞くが鵜呑みにはしていないように感じる。選手である前に一社会人である。ライバルの2倍考え、努力する。とりあえずの練習はせず、質を高めて集中的に短時間の練習をする。人の悪口は絶対に言わない。自分のことを誰よりも信じきっている。人が嫌がる練習こそ、成長につながると考えている。

練習方法

例)練習では試合と同じような集中力を感じ、1つ1つのプレーへのこだわり、準備が他の人とは違う。また、納得いかないことはコーチ、チームメイトととことんミーティングをしている。

練習前、練習後の行動

例)練習開始、1時間前にきて、まずはゆっくりトレーニングの準備でヨガ、ストレッチなどを行い筋肉を温めるなどし、万全な状態で練習をスタートし、練習後も自主トレやフィジカルトレーニング、クールダウンなど1週間のメニューを計画的に実践しているように見える。

食事・ケア・自主トレ

例)食事、水分補給はかなりストイックで自分の体作りに必要な栄養素をバランスよくとっていて、かつ試合後は好きなものを食べていてメリハリがついている。食事に関する知識もかなり持っている。ケアに関しても「ケガをしてからで遅い、ケガをしないケアが大事」という考え方を持っていて、セルフケアは練習前、練習後、寝る前など行なっているようで、さらに定期的なマッサージやケガをしにないためのフィジカル強化をパーソナルトレーナーと定期的に行なっている。自主トレも自分の目標のためにチームの全体練習とは別で計画的に行なっているようだ。(月OFF、火は~、水は~、木~)

部屋や車の環境

例)部屋や車はとにかく整理整頓されていて、いつでも気持ちよく生活が送れそうな快適な環境をキープしている。

トレーナーはサポート体制

例)トップアスリートを多数サポートしているフィジカルトレーナー、栄養のアドバイスをくれる栄養士がいる。また、奥さんがバランスの良い食事を作ってくれている。

読書など自己投資

例)月に4冊は本を読んでいると聞いていて、自分にプラスになる考え方を知るために、経営者やトップアスリートの本を楽しんで読んでいる。また、ポジティブな内容の映画も良い刺激になるし、リフレッシュになると言っていた。

プレイベートでのリラックス、休み方(ストレスマネジメント)

例)オフは競技とは離れて完全にリラックスできる場所やレジャーに行っているようだ。しっかりリフレッシュすることでオフ明けの練習への集中力も増すし、ストレスも解消することができると言っていた。

 

それでは、例も参考に下のダウンロードテキストを印刷、またはノートを用意してワークに取り組んでみましょう!

ダウンロード
モデリング・ワーク
02-02seifimage.pdf
PDFファイル 294.8 KB

おもいつくものはすべてテキスト、ノートに書いてみてください。

そして、それらをリスト化し徹底してモデリングしていくのです。

もしくは、できれば知人のアスリートのモデルの方と会う時間をできるだけつくれるとかなり効果が高いです。(弟子入りする感覚)自主トレを一緒にやったり、食事にいく等もモデルの行動や考え方が参考になるでしょう。

 

このようにまずは行動や考え方、日頃のふるまいを徹底してモデリングするだけで勝手にあなたのセルフイメージはあがっていきます。今回の書き出した内容をリスト化し、実践していきましょう。手帳に書く、部屋にチェックリストとして貼るなど自分で工夫しながら自分自身に落とし込んでいきましょう!